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足立区六町に生まれたてのレストラン「iroyo」。
住宅街にひっそりと佇む、10席ほどの小さなお店です。
まずは前菜から。ホタルイカと明日葉と、そして鴨の紅茶煮。茶葉は「プリンス・オブ・ウェールズ」。
たまご豆腐と蕪のポタージュ。
やりいかのフリット。添えられたセロリソースの優しい味わいにほろっとしてしまう。
サラダのジュレも紅茶です。こちらは「レディ・グレイ」。
めじなの炭火焼き。
シェフの故郷、新島産の金目鯛!
〆のグリーンカレー。そして、新島ガラスで作られたお冷グラス。新島とイタリアの2カ所でしか採掘されない貴重な石から作られたガラスなのだそう。お刺身のお皿も美しかったのだけれど、写真を撮り忘れてしまって残念。食い気が勝ってしまった。
デザートは「アールグレイ」を練り込んだシフォンケーキ!
丁寧なお料理は、すべてがとっても優しい味わいで、ひと皿ひと皿、心にずきゅーんと。デザートまですべてお一人で作っていらして、こんな風に幸せの詰まった空間を生み出しているシェフ、すごいなぁとしみじみ。
我が家からは少し遠いけれど、大切なときに、大切な気持ちを抱えて、また伺います。
iroyo🍴 http://www.iroyo-tokyo.com/
茶にゆかりの深い斎田記念館。
茶に関する本の所蔵、そして研究もされていて、お茶好きには心惹かれる博物館です。
今回の展示は千利休について。
千利休自身は書物を残していないことから、”周りの人達が書いた書物や資料から、千利休の実像に迫る!”というコンセプトの展示です。
齋田家所有の貴重な本を展示、引用し、「千利休はほんとうに茶聖なの?」という命題がじわじわと明かされていきます。
それから、お茶好きな人なら見入ってしまう、江戸時代の製茶絵巻の展示もありました。
宇治で抹茶を製造しているシーンを描いたもので、茶の栽培、茶摘み、製造、試飲、茶壺に詰めて、会席の準備まで、細やかなタッチで記録されています。見ていて楽しい(*´-`)
右側に広がる植栽もお茶の木。
新芽の季節〜♪一芯ニ葉。
千利休をめぐる茶書の歴史🏛 斎田記念館(世田谷代田)