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2025-06-20 23:02:00

毎日新聞旅行「世界紅茶紀行」

7月より新シリーズをスタートします。

 

◆新シリーズ「世界の穀物と茶菓子紀行」

穀物の視点から、世界の菓子文化、そして茶文化を考えていきます。講義では、世界のさまざまな茶菓子もご紹介。穀物からみる世界のお茶時間です。

 

【Vol.1 コメ編】

第1回目の今回は“コメ”からみる世界の茶菓子文化をお届けします。日本人にとって身近な存在である“コメ”とはどのような穀物なのか。そしてコメ産地に固有の茶菓子とは?茶産地、茶文化との重なりも考えていきます。

 

 ◆毎日新聞旅行主催 ランチ付き紅茶セミナー

「世界紅茶物語」 九段下/1回完結 

・7.5(土)世界の穀物と茶菓子紀行 コメ編

→詳細・お申込みはこちら

 

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2025-06-16 04:10:00

おはようございます。

以前、このブログにもたびたび書いたけれど、早朝のベランダが好きです。

今日もミルクティー片手に、朝4時の空を見上げています。

 

今朝は「アッサムCTCのミルクティー」でスタート。

 

空の端が、遠くからわずかに染まりゆく時間。

そのまた向こう側に広がる世界に思いを馳せるような、旅に出たいなぁと思う気持ちと同じような。

 

2024-12-07 16:06:00

私は今、マレー鉄道のイポー駅です。駅舎の片隅にある、小さなカフェで列車を待っています。数えるほどしか人が入らないような、本当にこじんまりとしたカフェです。

 

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イポーの駅舎は英国時代のもので、白亜のコロニアル建築が美しく壮麗です。以前は2階にホテルが入っていたけれど、数年前にクローズしたのだとか。マレー鉄道も電化区間が増え、特急電車が多くなっているので、駅での滞在は必要なくなったのかもしれません。

 

さて、ここのカフェ。小さいけれど、メニューは豊富!大好きなアイスリマウティーとカヤパフを食べながら、少し遅れている列車を待ちます。(アイスリマウティーについては、また書きますね。)

 

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ここから終点バタワースまで列車に乗り、フェリーでペナン島へ渡ります。バスの方がずっとずっと早いけれど、私はこのルートが好きです。

キャメロン・ハイランドでお世話になった人たち。茶園のお母さん、ホテルの人たち、街の食堂のお兄さん。いつもお世話になっている運転手の娘さんは、次会う時には何歳になっているかしら。みんなの顔を思い浮かべながら、少し淋しいきもちになります。でも、きっとまた会える。日本にいても、どこにいても、人生はこの繰り返し。きっと絶対だいじょうぶ、と言い聞かせ、次の街へ。

 

2024-12-04 15:41:00

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キャメロン・ハイランドの茶園に来ています。

小さな山の頂きに登って。

 

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あるのは茶畑と静けさだけ。

まるで桃源郷。

 

2024-12-02 23:05:00

マレーシアで紅茶と言えば、忘れてはいけないのが「Teh tarik テタレ」。紅茶と練乳を合わせた甘いミルクティーです。

 

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コピティアム(ドリンクや軽食を出すお店)やカフェ、屋台など、さまざまな場所で飲むことができます。マクドナルドのメニューにも。

 

そしてこのテタレですが「テ=紅茶」「タレ=引く」という言葉通り、引くように高いところから注ぎ落として作ります。

 

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この動作を何度も繰り返すことで、ふわふわに泡立ち、口どけクリーミーな紅茶ができあがるのだとか。さらに、温度が下がるので飲みやすくなる効果も。

 

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写真はリトルインディアのナシカンダール屋さん。「写真撮ってもいいですか?」と聞くと、「テタレを作るのは僕の方が上手いよ、カメラの準備はいいかい?」と、代わる代わる熱いパフォーマンスを見せてくれました。

 

実際マレーシアでは、このパフォーマンスを競い合う大会も行われており、2015年に行われた大会の冊子がこちら。

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さて、このテタレですが、お店によっては冷たいバージョンもあります。そしてこのアイステタレを持ち帰りでお願いすると…

 

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テタレには他にもさまざまなバージョンがあります。それはまた、別の日記で。

 

※写真は掲載許可をいただいております

 

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