ブログ
今、ベランダで朝茶をしています。
このフレーズ、ちょっぴりデジャブ。確か前にも早朝にベランダ紅茶の日記書きましたね。朝起きて、まずはベランダで飲む一杯の紅茶が大好き。この季節が待ち遠しいです。
今日から日記のタイトルを″初夏″に変更しました。少しずつ変わりゆく季節。織り重なるグラデーションのように季節は進み、向かう先は暑い夏。
今日のベランダ朝茶はスリランカのヌワラエリヤ。ペドロ茶園の紅茶です。ここの茶園は昼に摘んだ茶葉を寝かせたら、深夜2時頃から工場を動かして製茶します。工場を動かすのは真夜中から朝方のみ。茶葉が一番良いコンディションを見計らって、真夜中に働いてくださっている方々の労力を思います。
今日がみなさまにとって素敵な一日になりますように。
淡路町で降りて。
靖国通りをまっすぐに進み、細道を右に折れると。
お目当てのお店、「ドース・イスピーガ」。ポルトガル菓子専門店です。
ドアを開けると、ノスタルジックな店内に並ぶ沢山のお菓子たち。それはフランス菓子ともイギリス菓子とも違って、初めて見る形のものも多く、味の想像をするのもなかなか難しいのだけれど。いつもお店の方が丁寧に説明をして下さって、それとともにお菓子への愛情も伝わってくるものだから、ショーウィンドウを見つめているその時間でさえもなんだか幸せな気持ちに。
そしてお買い物のあとは、お向かいの神田書店街へふらふらと吸い込まれ、少し疲れたら「紅茶専門店タカノ」でティータイム。
”お決まりのコース”と言うにはまだ早すぎるかな、と思うけれど。時々歩くこのお散歩ルートは、私の大のお気に入りです。
つづく。
毎日新聞旅行主催「世界紅茶物語」
9月分までの予約がスタートしました。
こちらは、紅茶について学び、その後美味しいランチを楽しむセミナーです。
内容は、毎回、1回完結になります。お気軽にご参加下さい♪
紅茶を通して、楽しい時間をご一緒できたらと思っております。
お待ちしています。
足立区六町に生まれたてのレストラン「iroyo」。
住宅街にひっそりと佇む、10席ほどの小さなお店です。
まずは前菜から。ホタルイカと明日葉と、そして鴨の紅茶煮。茶葉は「プリンス・オブ・ウェールズ」。
たまご豆腐と蕪のポタージュ。
やりいかのフリット。添えられたセロリソースの優しい味わいにほろっとしてしまう。
サラダのジュレも紅茶です。こちらは「レディ・グレイ」。
めじなの炭火焼き。
シェフの故郷、新島産の金目鯛!
〆のグリーンカレー。そして、新島ガラスで作られたお冷グラス。新島とイタリアの2カ所でしか採掘されない貴重な石から作られたガラスなのだそう。お刺身のお皿も美しかったのだけれど、写真を撮り忘れてしまって残念。食い気が勝ってしまった。
デザートは「アールグレイ」を練り込んだシフォンケーキ!
丁寧なお料理は、すべてがとっても優しい味わいで、ひと皿ひと皿、心にずきゅーんと。デザートまですべてお一人で作っていらして、こんな風に幸せの詰まった空間を生み出しているシェフ、すごいなぁとしみじみ。
我が家からは少し遠いけれど、大切なときに、大切な気持ちを抱えて、また伺います。
iroyo🍴 http://www.iroyo-tokyo.com/
茶にゆかりの深い斎田記念館。
茶に関する本の所蔵、そして研究もされていて、お茶好きには心惹かれる博物館です。
今回の展示は千利休について。
千利休自身は書物を残していないことから、”周りの人達が書いた書物や資料から、千利休の実像に迫る!”というコンセプトの展示です。
齋田家所有の貴重な本を展示、引用し、「千利休はほんとうに茶聖なの?」という命題がじわじわと明かされていきます。
それから、お茶好きな人なら見入ってしまう、江戸時代の製茶絵巻の展示もありました。
宇治で抹茶を製造しているシーンを描いたもので、茶の栽培、茶摘み、製造、試飲、茶壺に詰めて、会席の準備まで、細やかなタッチで記録されています。見ていて楽しい(*´-`)
右側に広がる植栽もお茶の木。
新芽の季節〜♪一芯ニ葉。
千利休をめぐる茶書の歴史🏛 斎田記念館(世田谷代田)