ブログ
毎日新聞旅行主催「世界紅茶物語」
9月分までの予約がスタートしました。
こちらは、紅茶について学び、その後美味しいランチを楽しむセミナーです。
内容は、毎回、1回完結になります。お気軽にご参加下さい♪
紅茶を通して、楽しい時間をご一緒できたらと思っております。
お待ちしています。
足立区六町に生まれたてのレストラン「iroyo」。
住宅街にひっそりと佇む、10席ほどの小さなお店です。
まずは前菜から。ホタルイカと明日葉と、そして鴨の紅茶煮。茶葉は「プリンス・オブ・ウェールズ」。
たまご豆腐と蕪のポタージュ。
やりいかのフリット。添えられたセロリソースの優しい味わいにほろっとしてしまう。
サラダのジュレも紅茶です。こちらは「レディ・グレイ」。
めじなの炭火焼き。
シェフの故郷、新島産の金目鯛!
〆のグリーンカレー。そして、新島ガラスで作られたお冷グラス。新島とイタリアの2カ所でしか採掘されない貴重な石から作られたガラスなのだそう。お刺身のお皿も美しかったのだけれど、写真を撮り忘れてしまって残念。食い気が勝ってしまった。
デザートは「アールグレイ」を練り込んだシフォンケーキ!
丁寧なお料理は、すべてがとっても優しい味わいで、ひと皿ひと皿、心にずきゅーんと。デザートまですべてお一人で作っていらして、こんな風に幸せの詰まった空間を生み出しているシェフ、すごいなぁとしみじみ。
我が家からは少し遠いけれど、大切なときに、大切な気持ちを抱えて、また伺います。
iroyo🍴 http://www.iroyo-tokyo.com/
茶にゆかりの深い斎田記念館。
茶に関する本の所蔵、そして研究もされていて、お茶好きには心惹かれる博物館です。
今回の展示は千利休について。
千利休自身は書物を残していないことから、”周りの人達が書いた書物や資料から、千利休の実像に迫る!”というコンセプトの展示です。
齋田家所有の貴重な本を展示、引用し、「千利休はほんとうに茶聖なの?」という命題がじわじわと明かされていきます。
それから、お茶好きな人なら見入ってしまう、江戸時代の製茶絵巻の展示もありました。
宇治で抹茶を製造しているシーンを描いたもので、茶の栽培、茶摘み、製造、試飲、茶壺に詰めて、会席の準備まで、細やかなタッチで記録されています。見ていて楽しい(*´-`)
右側に広がる植栽もお茶の木。
新芽の季節〜♪一芯ニ葉。
千利休をめぐる茶書の歴史🏛 斎田記念館(世田谷代田)
細く、長く、フェルメールに熱い情熱を注ぎ続ける両親の背中を見ていたせいなのか、なんなのか。
フェルメールが東京へ来ると、反射的に足を運んでしまいます。
今年最初に見たフェルメールは、「窓辺で手紙を読む女」@東京都美術館(上野)
復元されたキューピッド。話題になりましたよね。
フェルメールが活躍した17世紀は、オランダ東インド会社がアジアの海を制覇した時代。
茶が初めてヨーロッパへと運ばれた頃です。
手紙をモチーフにすることも多かったフェルメール。
手紙の内容はなにかしら。もしかしたら、茶貿易のために、アジアへと向かった恋人からの手紙かも。
空想に耽りながら、額縁の奥に物語を描いていると、当時のオランダの人々の視点から、ヨーロッパ茶文化の幕開けを見ているような気持ちになります。
そして今年もう一つのフェルメールはこちら。
メトロポリタン美術館展 @国立新美術館(乃木坂)
こちらには「信仰の寓意」が展示されていました。
国立新美術館。木が影絵のように。
さて、最後は、お決まりになりつつある、おまけ。
併設カフェごはん。@国立新美術館